iDeCo(イデコ)統計資料2018から見える配分比率とは?
昨日は雪☃️だったので静かにしてました
今日は走りますよ😄
昨年の確定拠出年金統計資料(2018年3月末)から企業型、個人型それぞれどのような商品をどの程度の比率で加入者が運用していたか、まとめてみました (^^)
まず2018年3月頃の株価の動きは
マネックス証券>マネックス証券iDeCoサイト参照。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2018年1年間のチャート
VIXショックの余波もあり、株価は大荒れ !
こんな状況であったことも踏まえて、まず企業型
男女別による商品選択割合は・・・女性の方が元本保証の預金、保険の割合が高く、安定志向だということが分かります。株の取引経験は男性の方が多いので、その影響もあると思います。
一方、商品選択割合については大きく違わず、やや驚きの結果!
また、株式に比べ国内債券と海外債券の選択割合が極端に少ないのも特徴。
運用って言ったら株式っていう固定観念がかなりあるようですねぇ。
なので、2018年2月頃のVIXショックにより加入者はかなりのショックを受けたことが推察されます。
次は年代別の結果30歳代、40歳代をボトムにして年代が若年化、および高くなるにつれて元本保証タイプの割合が高くなる傾向。
特徴的なのは国内株式。若年世代になるほど顕著に少なくなりますが、私のような高齢世代でも運用割合は30、40のピーク世代と大きな差は発生していないこと。
これは社会人経験が長いため慣れ親しんだ企業名がある国内株式への抵抗感は外国株式に比べ低いことに起因しているのでは。
バランス型にも目を引く傾向があり、60歳代を除くと、他の世代の選択割合はほぼ同じ。企業型では強制的に加入させられるため、全くわからない、もしくは興味がないが、とりあえずバランス型を選択した加入者がサイコロ🎲の目の出現確率のように一定割合いたことでこのような結果になったと推察できます。
次は自分で決めて加入した個人型。
まずは男女別の選択割合・・・企業型に比べ元本保証の預金や保険の選択割合が高いことが分かります。男女共に節税が主目的で加入した方が多い為なのでは。
ただ選択割合は企業型と類似していて、国内&海外債券の選択割合は少ないという特徴を有し、また株式を選択する割合は男性の方が高いことも共通しています。
最後は個人型の世代別選択割合の結果個人型は自分でリスクを取る覚悟がある方が多いのか、企業型とは異なり国内&海外株式の選択割合は若年世代になるほど高い傾向があります。特に海外株式の選択割合が高いので、このブログのような投資関係のサイトから少なからず影響を受けているのでは・・・😄
一方で、バランス型を選択した割合はこの個人型でも世代間に大きな差が無いことから、統計をまとめた2018年3月頃のマーケット状況が反映している可能性があると考えます。大荒れだったので、とりあえずバランス型でリスク回避しようとの判断した方が一定割合いた現れでしょうねぇ。
まとめますと次のようなります。
1)企業型と個人型
個人型の方は元本保証の預金や保険の割合が高い。
2)世代別
個人型の若年世代の海外株式を選択する割合は顕著に高く、続いて20〜30歳代。この傾向は企業型では顕著ではない。
国内株式は企業型の若年世代の選択割合が低い。
債券はいずれも低い。
バランス型は世代間の差が小さく、個人、企業どちらも一定割合。
3)男女別
個人、企業のどちらも男性の方が株式の選択割合がやや高く、元本保証の選択割合も低い。
ということで、皆さんリスクを恐れずに長期投資なんだからなんとかなる!と考えて突き進んでいることも分かりました😄
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